第6号「太宰府における時の記念日の行事」

大正10年に全国ではじまった「時」の大切さを知らせる「時の記念日」。多くの地域で忘れられつつある行事が、太宰府では都府楼跡を舞台に、毎年6月10日の時の記念日に今も行われています。
「時」の大切さとともに、行事を引き継いできた先人たちの物語を伝えます。

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第4号「芸術家 冨永朝堂(とみながちょうどう)」

 激動の昭和を生き、木彫家の本流である高村光雲(1852~1934 高村光太郎の父)門下きっての名手として名を馳せた山崎朝雲を師とあおぎ、木彫の名匠として中央芸術界に知られた冨永朝堂。市内にある彼の作品(天満宮延寿王院前「神牛」、太宰府市役所ロビー壁画【監修】、学業院中学校「宮村翁像」「宮村講堂板額」、水城小学校「校歌レリーフ」など)と「吐月叢(アトリエ)」に込められた様々な思いを語ることで、芸術家冨永朝堂の芸術にかけた熱い思いと、彼の感性を磨いた歴史と自然豊かな太宰府の姿を伝えていく。

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第3号「かつてあった道「四王寺山の太宰府町道」」

昭和60年代まで、糟屋郡宇美町四王寺村から太宰府小学校・学業院中学校へ子どもたちが通っていた道がありました。調べていくうちに「夏の暑い日」「冬雪が降る寒い日」にここを元気に通っていた子ども達の姿がしのばれ、それを後世に伝えていきたいという思いから発起されたものです。

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