第17号「竹の曲」

「竹の曲」は福岡県無形民俗化財に指定された民俗芸能で、太宰府市の「竹の曲」保存会により継承されています。
平安中期、大宰権帥大江匡房が始めた天満宮安楽寺神幸式(現在の太宰府天満宮)に田楽の一座が奉仕するようになったのが始まりと伝えられています。
太宰府の五条に居を構え商工業に従事した「六座」(米屋座・鋳物屋座・鍛冶屋・染物屋座・小間物屋座・相物屋座)
の子孫とその関係者が代々伝える芸能で、戦国期の動乱をのりこえ、中世の田楽を今に伝えるものとされています。
現在の演目は「道楽」「お御供上げ」「ささらの舞」「扇の舞」の4曲で、舞手の稚児(男児)1名と締太鼓・笛(壮年老年男子8名ほど)で構成され
9月に行われる太宰府天満宮の神幸式と旧暦の9月10日の秋思祭にて奉納されます。