八朔の千燈明(2012年) その3

平成24年9月1日(土)の八朔の千燈明のようす(つづき)

空もすっかり暗くなって午後8時頃。

五条の自治会長さんと、市民遺産育成団体の“五條風の会”から八朔の千燈明についての説明があります。

<八朔の千燈明の物語>
言い伝えでは、この行事のはじまりは、今から200年くらい前の江戸時代にさかのぼるそうです。
昔、太宰府で流行り病が起こり、多くの尊い命が奪われました。
そこで、五条の人々が太宰府天満宮に願立てをしたところ、病人が出なくなりました。

人々が救われたお礼と、これからも病気で苦しまないよう願って、八朔(旧暦の八月一日)に太宰府天満宮へ千燈明をあげるようになったということです。

子ども達も大人も、五条の昔話に聞き入りました。

さぁ、この後、いよいよ点火です!

(つづく)