西山徳明議長、まちづくり素材として太宰府市民遺産を絡めて講話

平成23年12月18日(日)、佐賀県鳥栖市で開催された「地域の歴史的文化遺産を活かしたまちづくり」に基調講演者として西山徳明議長が立たれ、まちづくり素材、活動の基盤としての太宰府市民遺産や萩市のまちじゅう博物館の取り組みを講話されました。
その中で、「住んでいる人々の日々の営みも歴史の積層であり、それらを排除した文化遺産の活用は、地域の歴史を一時点で止めてしまうもので望ましい姿ではない。」と説かれ、また「潜在的に価値を見いだせていない多様な文化遺産に光を当て、多くの人々に知らせることが必要である」と講話されました。

その後、落語家の春風亭昇太師匠による「お城を活かしたまちづくり」についての講演があり、「今」の価値感でものごとを取捨選択することの愚かさについて小話を交えて話され、会場に笑いの渦を巻き起こしました。
その後シンポに入り、鳥栖-基山-小郡の歴史的文化遺産を活かしたまちづくりについて、パネラーによる活発な議論が交わされました。