四王寺山勉強会による「四王寺山三十三石仏現況調査報告書ー令和編ー」発刊
市民遺産第15号「四王寺山の三十三石仏」を育成する四王寺山勉強会からのお知らせです。
この度四王寺山勉強会では、九州歴史資料館の協力を得て、
「四王寺山三十三石仏現況調査報告書ー令和編ー」を発刊いたしました。
古代大宰府の防衛施設として「大野城跡」が築かれ、万葉集に詠まれた美しい四王寺山。
中世以降は信仰の場として成立していき、江戸時代後期に四王寺山全域に三十三観音霊場が造営されました。
平成25年にも同様の調査を実施して報告書を刊行していますが、
石仏の劣化が進んでいることから、再度の調査をまとめた報告書になります。
「歩いて、見て、聞いて、記録する」をモットーとする地道な活動の中で、
2年かけて石仏の現況を細かく調査しており、調査所見などの成果を地図や写真付きで報告しています。
こちらは販売はしておりませんが、太宰府市民図書館では読むことができますので、
ぜひ手に取ってご覧いただければと思います。
また、これまで四王寺山勉強会が刊行した四王寺山の自然や歴史の魅力がいっぱい詰まった冊子は
大宰府展示館にて好評販売中です。
太宰府市を象徴する四王寺山について、冊子を通して楽しく学んでみてください。
お問い合わせは、古都大宰府保存協会 ☎092(922)7811 まで。